大学ぼっちでもソロ充がしたい

大学ぼっちは選択科目の一つだと思います。自身の大学ぼっち生活で得た経験をもとに、大学ぼっち流の”処世術”をお伝えしていきます。

ぼっち大学生の春休みと、カメラロールを振り返って気が付いたこと

春が来た

こんにちは、ぼっち大学生のNaganoです。私が在籍している大学でも、間もなく春休みが終わり、前期授業期間が始まろうとしています。

 

今回の春休みも含め、前回・前々回の春休みを振り返ってみると、私は春休み期間にあまり外出をしていないことが分かってきました。それについて今回はお話ししていこうと思います。

 

ワシは花粉症なんじゃ

折角長い休みが与えられているので、どっかに遠出してみたらいいじゃないかと思われる方も多いかもしれませんが、それを阻む要因の一つに「花粉症」が挙げられます。私は中学3年生くらいの頃から花粉症を発症し始め、それ以来2月下旬~3月下旬辺りの期間はくしゃみや目の充血といった症状に悩まされっぱなしです…。

 

幸い、それらを緩和する薬を処方することで幾分かは楽になりますが、それでもやはり風が強い日などは為す術もなくやられてしまいますね。とにかく春休みの時期は花粉症の症状に悩まされるのが億劫なので、休日でも外出を避けたいというのが(言い訳なのかもしれませんが)本音になります。

 

遠出をするっていうよりは

今年に限っては、私は就職活動をしていたため空いた時間をあまり取れなかったということもございますが、昨年・一昨年を振り返ってみても、それなりにアルバイトをしていたためまとまった休みは無かったような気がします。夏休みには休みをもらって一週間くらい一人旅をすることもありましたが、春休みはそれもありませんでした。

 

その代わりといってはアレですが、日帰りで行けるような近場での一人旅を敢行することは何度かありました。スマホのアルバムを見ていて気が付きましたが、2年前の春休みには鎌倉に行っていたようです。

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「写真のアルバム」で気が付いたことがひとつ

先ほども少し触れたように、先日スマホで撮影した写真を色々物色していました。そうすると、2013年や2014年といった自分が高校生だった頃の写真には、自分も含め他の人物も登場していたりして、複数人で写真を撮っていることが伺えますが、2016年以降、すなわち大学生になってから撮った写真には一切人物が写っておらず、すべて風景写真になっていました。

 

どちらかを良い、悪いと言うつもりは全くございませんが、自分が大学に入っていかにぼっちを張っていたかということが本当によく分かりました。そういえば大学の入学式でも写真を撮ってなかったな~ってね…。まぁそういうこともあるさ(諦観)。

 

今年はどんな写真が撮れるかな?

最初にも申し上げた通り、大学の春休み自体は間もなく終わってしまいますが、私自身取るべき単位はほとんど取り終えており、また懸案事項だった就職活動も無事一段落がついたので、この1年はこれまでの大学生活の中で一番時間を使うことができる予定です。

 

こういった機会はこの先そうそうないので、今年も色んな場所に赴いて数々の風景写真を撮っていきたいなと考えています。現役「大学ぼっち」としてソロ充ができる時間はあと1年間、やれるだけやってみようと思います。

【2019/03】近況報告

ご無沙汰してます

お久しぶりです、ぼっち大学生のNaganoです。1ヶ月以上ブログの更新が空いてしまい、申し訳ありません。。。

 

この1ヶ月近く、就職活動に勤しんでいました。それが少し落ち着きましたので、ここらでちょろっと近況報告をさせて頂こうと思います!

 

まずは大学について

大学3年の後期の成績が判明いたしました。不安な講義もあったのですが、今回も無事全単位を確保することができていました。これにより、大学4年の間に取得するべき単位数が僅かになりましたので、当初の予定通り「月数回程度の遠距離通学」が実現可能になりました。

 

万が一複数の単位を落としていたら、遠距離通学の目論みが破綻しかねなかったため、その心配はひとまずせずに済みましたので、本当に安心しています。。。来学期(4年前期)はこれまで温存していた「オンデマンド授業」を活用して、残っている数単位ほどを取っていこうと思います!

 

 

就職活動について

続いては、ここ1ヶ月余り取り組んでいた就職活動についてのお話しです。2月後半の早期説明会を皮切りに、3月1日から本格的に始まった就活ですが、3月も終わろうとするある平日の夕方、私のスマホに一報がございまして、無事人生初の「内々定」を頂くことができました.......!

 

詳しい内容は控えさせていただきますが、昨年夏のインターンシップからお世話になっており、兼ねてより志望していた会社さんに内(々)定を頂き、嬉しさでいっぱいです.......!就職活動自体はもう少しだけ続けることにはなりますが、恐らくは今回内定を頂いた企業に入社することになるのではと思います。とにかく、ほっとしています。。

 

これにより、ひとまず「大学ぼっちでも就職はできる」ということを、この身を以って実現させることができました。ただ、入社してからの姿勢が大切になるということを「大学ぼっち」生活の中で痛感しましたので、ここで安堵しすぎないようにしたいですね(まだ大学生の間はリラックスしていても罰は当たらないよね...笑)。

 

今後の生活やブログ運営について

大学生活も(順調に行けば)あとちょうど一年。学内での活動は卒論の完成が主になりますが、それ以外の部分ではなるべく有意義に時間を使っていきたいですね。社会に出る前のモラトリアムを過ごすぼっち大学生の様子を、(誰得にはなりますが)皆さまに発信できればな、と考えています。今後ともよろしくお願いします。

3年間の大学生活を振り返ってみて~ぼっちの回顧録3年編~

就職を意識しはじめる頃

こんにちは、Naganoです。回顧録シリーズも今回の記事がラストになりますね。前回の記事では2年編ということで、失いかけていた大学に通う「意欲」をなんとか取り戻し、副専攻の講義をモチベーションに大学2年の学生生活を乗りきった、というお話をしました。

 

大学2年も終わり、もうそろそろ大学3年になろうとする頃、学年が一つ上の先輩方はいよいよ就職活動が本格的に始まろうとしている状況です。大学1年の頃はあまり意識していなかった私も、翌年には自分の番が回って来るとなると、流石に意識せずにはいられませんでした。(大学院への進学は当時から考えていませんでした)

 

就活を円滑に進められる為にも

現状のシステム下においては、多くの学生が大学4年(もしくは修士2年)の大学(院)の春休みから授業の前期期間に渡って活動することを余儀なくされます。就活に時間を割きたいとなると、この期間は講義に出られない、ということも度々あることでしょう。

 

私自身も早期に内定を頂くことは検討していませんでしたので、前述に該当します。となると、大学3年の間にある程度大学の単位を確保することが望ましくなります。それを意識した私は、「この(大学3年の)1年間は単位を取ることに専念しよう」ということで、それをモチベーションに取れる上限の目一杯まで講義を履修し、単位を確保することに勤しみました。

 

それ以外は特に何もない...

大学3年の学生生活をいざ振り返ってみても、それ以外に何かしたか、と考えてみても特には思い浮かばないのが実情です。大学外では初めてのインターンシップに参加してみたり、ということはございましたが、学内で何かをするということは全く以ってありませんでした。

 

単位を確保することだけをモチベーションに大学に通うのは、やはり時々折れそうになることもありました。授業期間の最初の数週間は良かったのですが、期間の半ば、まだ終わりが見えない頃というのが一番きつかったですね。「終わりのないトンネル」を三輪車を漕いで進んでいるような気持ちでした。

 

以前と比べたらマシになったとはいえ、自分の興味にそぐわない講義に出席し続ける、というのはなかなかタフですね。しかしながら、こうした経験をしたことで、「仕事では少しでも自分の興味にあった内容のことをしたいな」というように考えられるようになったので、3年間の一見「無為」に思える時間もいずれ「有益」なものになってくれればな、と心の底から思っています。

 

こうして今にたどり着いた

そんなことなで大学3年の学生生活が終わった今、こうして私は回顧録を書いています。はい、3年間の自己満足な振り返り特集がこれにて完結致しました。それぞれをご覧になってくださった皆さま、本当にありがとうございました!

 

そして現状としては、3月から本格的に始動する就職活動の本選考を控えている、といった感じです。「大学ぼっち」として、就職活動も基本的にはひとりで行っていくことにはなりますが、妥協しない程度にマイペースに進めていきたいな、と考えています。定期的にこちらにも顔を出せたらな、と考えていますので、その際はまたよろしくお願いします!

3年間の大学生活を振り返ってみて~ぼっちの回顧録2年編~

自分語り第二章

こんにちは、無事に引っ越しを終えて実家に戻って来たNaganoです。前々回の記事に続き、今回は大学2年の学生生活を、備忘録も兼ねて振り返らせていただきます。

 

大学1年の後半に不登校になり、その調子で成績が急降下した私は、本意でない学科(コース)への進級を余儀なくされました。元々同時期に通学のモチベーションを喪失していた私にとっては、もはやKO寸前にクリーンヒットしたパンチを喰らったような感覚でした。

 

大学に行く意味を見失った結果

「夢や目標を見つけるために」大学に入った私でしたが、ここまで堕ちてしまった状況で前向きになれるはずもなく、気分がどん底まで落とされました。他大学への編入や大学中退を日々考え、「もはやこの大学での生活はこれまでか...」という具合に諦めの境地に至っていました。

 

そんな中、進級を控えもうすぐ科目登録が始まろうとしていたある日、私は大学の「副専攻」制度を知りました。学部での生産性のない(と失礼ながら当時は感じていました)内容の講義が不満だった私は、「少しでも自分の役に立つ(=スキルが身につく)」ことをしたいという思いから、プログラミングやネットワーク技術を学習できる副専攻を選択し、科目登録を行いました。

 

副専攻制度に巡り会えた奇跡

結果として、この決断が私の大学生活におけるターニングポイントになりました。学部の講義はソツなくこなす一方、意欲の湧く副専攻講義には一生懸命取り組むことで、失いかけていた「大学に通う意義」を徐々に取り戻し、日々の生活にメリハリがつくようになりました。

 

情報処理を学習していくうちに資格試験に興味を持つようになり、実際にそれらに挑戦することで学外での学習にも力が入り、まさに「今自分は大学生としての生活を送れているな」という感触を得ることができました。個人的にはあまり「遊ぶ」ということが好きではない性なので、黙々と勉強に勤しんでいる方が性にあっていましたね。

 

日常生活にメリハリがついたことで、アルバイトなどに対しても意欲的になり、「大学、バイト、資格の勉強」といった具合にそれぞれを上手く両立することができていました(自画自賛)。今になって振り返ってみても、大学2年の間の1年間はかなり充実していたと思います。

 

反骨心に火が付いた

自分で申し上げるのもお恥ずかしい話ですが、なぜ当時の自分がここまでやれたか、というのにはそれなりの要因があり、それはズバリ「反骨心」の存在です。

 

大学1年が終わった段階で「成績」「学内の友人」「モチベーション」など全て失った私にとって、もはや堕ちていく場所はありませんでした。それならもう、あとは上がっていくだけじゃないかと。とにかく「やってやる」という精神を持ちながら、私は目の前の物事にひたすら手を付けていきました。

 

あまり体育会系な考えを推進することは好きではないのですが、「反骨心」や「ハングリー精神」といったものがその人に与える影響は大きいな、ということを今振り返ってみても実感できます。実は私が中学生の時にも似たような経験をしたのですが、それはまた、別の機会にお話し致します。

 

この年が無かったと思うとゾッとする

この1年間が私にとって良い方向に作用したことは間違いないと思います。反対に、副専攻制度を知ることもなく、大学に通う意義を見出だせないままその先の生活を送っていたら...と考えると、とても不安になります。恐らくですが、かなりの確率で大学を中退していたのではないでしょうか。

 

シミュレーションゲームでいうところの「正しいルートを選ぶ」ことができた私は、無事に成績も回復し、気分も晴れた状態で大学2年の生活を終えることになりました。そして大学3年の生活へと進んでいくわけですが、私はいよいよ卒業後の進路についても具体的に考えることになります。それらについては、3年編でお話し致しましょう。

 

今回もこのような自分語りの記事にお付き合い頂き、本当にありがとうございました!!

3年間の大学生活を振り返ってみて~ぼっちの回顧録1年編~

さらば大学生活

以前の記事でも申し上げたとおり、私の3年間の大学生活がつい先日終わりました。来年度は実家から月に数回程度遠距離通学をするのみであるため(社会人の出張感覚です)、真っ当な大学生活というのは今年度が最後になります。

 

今現在は間もなく控えている引っ越しの準備に追われているところですが、今回は息抜きがてらこの記事を書いていこうと思います。

 

右も左もわからないまま迎えた大学生活

私は「大学生活」というものに対して、高校以前から実像を全く把握していませんでした。それは将来の目標を持たず、ただ目の前の物事を消化していた高校以前の自分の性格に起因するものです。「大学に入ること」が目標になってはいけないと思った当時の私は、ひとまず「夢や目標を見つけるために大学に入る」ことにしました。

 

無事に現在の大学に合格した私ですが、その次に取るべき行動は何なのか、という問題に直面しました。

 

相次ぐ「これじゃない」感

実際に大学の講義が始まり、必修や語学のクラスメイトとはそれなりに話すようにはなりましたが、話のテーマに度々浮上するのが「サークル(部活)」です。私の大学にも数多くのサークル団体が存在し、周りの学生も新歓パーティー(コンパ)に参加して所属グループを決めている頃合いでした。

 

当時の私はまだ、正真正銘のぼっちになる前の段階でしたので、2,3のサークルの新歓に参加していました。ただ、そのいずれも「ここに入って大学生活を謳歌したい!」というほどのものではなく、また面倒くさがりな性格を持つ私は次第に、サークルに所属する意欲が消えていきました。

 

周囲の人たちからも「ノンサー(サークルに所属しないこと)はやめたほうがいいんじゃね?」と言われることもあり、実は1年の秋くらいまで、数少ない知り合いのツテを辿ってサークルにお邪魔したりしたのですが、結局本入会することは一度もありませんでした。

 

つかの間の「快楽」

高校以前は部活動に所属していた私にとって、「授業が終わった後即帰宅」という感覚は新鮮で、率直に申し上げて好きでした。また、その頃は同時に一人暮らしが楽しくなり始めたタイミングでもあり、1年の夏前まではフリーダムな生活を謳歌していました。それまで触れてこなかった漫画・アニメ作品に入り浸ったり、たま~に語学の友人宅でゲームをしたり、気が向いたらゲーセンに足を運んだり。1年前までの受験生活の反動のごとく、当時は頭の中を空っぽにして目の前の物事を楽しんでいました。

 

私が高校以前にわずかに抱いていた「大学生活像」として、「有り余った時間を持て余す」というものがあったのですが、この頃はまさに、そのイメージ通りの生活を送っていました。

 

夏休みを終え、秋頃から感じ始めた「不安と焦り」

大学1年の夏休みは、特に何もしませんでした。講義をすべて消化した私は、少しの間東京近郊を観光した後すぐに実家へと帰省しました。唯一そこでしたことといえば、地元の塾で夏期講習の間アルバイトをしたことでしょうか。

 

さて、最初にも申し上げた通り、私は「夢や目標を見つけるため」に大学に入りました。が、大学1年も半分が終わり、私はそれらしいことを何一つできていません。さすがにそろそろ考えないとなぁ、と思うようになったわけですが、いざ考えようと思ってもなかなか難しいもので、何も思い浮かばない私は次第に「焦り」を感じるようになりました。

 

同時に私は、大学での学習内容についても疑問を抱き始めていました。「これが本当に私のやりたいことなのか」「これを学習して将来どうなるというのか」そんな雑念に駆られ、それらはやがて将来への「不安」となっていきました。

 

落葉の時期、私は不登校に

前述の「不安と焦り」に耐えかねた私は、まるで逃避するかのように、大学に行かなくなりました。人生初の「不登校」経験になります。当時は「少しでも有意義な時間を過ごしたい」という思いから、大学の講義をそっちのけで、自動車学校の教習に足を運んでいました。

 

また、この頃は大学の編入なども視野に入れて、情報収集をしていました、「技術やスキルを身につけたい」と考えていた私は、ITパスポート試験に合格していたこともあって情報系の学部への編入を検討していました。実際に名古屋大学・静岡大学の編入学試験の要綱などをチェックしていて、各大学の事務所に編入試験の過去問を拝見しに行こうとしていました。

 

その後母校の「副専攻」制度を知り、現在の大学で情報処理について学ぶことができましたが、この制度について知らなかったら恐らく、編入学試験を受けていました。そして万一それらに合格していたら、私は今頃名大生・静大生だったかもしれませんね。かなり狭き門なので厳しいかな、とは思いますが…。

 

何度も似たような話をしてすみません

これが私の大学1年の総括といったところでしょうか。以前も似たような話の記事を出しているので、「またこの話か」となった方は申し訳ありません。結果論からすれば、大学生活3年間のうちの災厄がほとんどこの1年に凝縮した形になったと思います。今回は触れませんでしたが、新入生向けのパーティーでつまずいて浮いてしまったり、陸上競技をするうえで足のケガが再発したりと、とりわけ大学入学直後は散々でした…。

 

そんなこんなで孤独を極めていき、翌年からは「大学ぼっち生活」が始まることになるわけですが、これに関しては「ケガの功名」とも言えるべきことだったと今振り返っても感じます。また気が向いたときに、回顧録2年編も出そうと考えていますので、もしよろしければいずれそちらもよろしくお願いします。

 

最後までご覧になっていただきありがとうございました!!

【入試】かつてセンター試験で失敗したときのお話

試験お疲れ様でした!

センター試験を受験された皆さま、本当にお疲れさまでした!!

 

2日間の日程を終え、自己採点を済ませた方もいらっしゃるでしょう。試験の手応えは人によって様々ですよね。「上手くいった」という人もいれば、「ヤバい…」という人もいると思います。

 

ちなみに、私が受験生だった頃は後者でした。2日目の日程を済ませた夜、同級生の友人と近所のファミレスで一緒に自己採点をし、ものの10分程で絶望の淵に精神が突き落とされましたことを今でも覚えています。

 

ターニングポイントでの失敗は痛いけど

とりわけ国公立大学を志望している学生の皆さんにとって、センター試験は重要な役割を果たすものになってきます。当時の私も国立大学志望でしたので、受験勉強においてはそれなりにセンター試験に向けた対策に力を入れてやっていました。

 

その過程を経ての失敗は、より心に重くのしかかりました。「センター試験の失敗」を「受験生活の終わり」と同様に捉えていた当時の私は、センター試験の翌々日からしばらく、高校に足を運ばず(当時は午前中授業でした)、自宅の部屋に籠もるようになってしまいました。

 

計画が破綻したからこそ、踏み出せた決意

受験生の中には「センターで○○○点くらい取れたら、この大学のこの学科に出願しよう」という感じで志望校を見定めている方も少なくないでしょう。当時の私もそうでした。が、センター試験で思うような点数を取れなかった私は、事前の計画では想定していなかった点数を出してしまったことにより、出願する大学をどうするべきか分からなくなってしまいました。

 

結局、国立は地元の大学に出願しました。今だからこそ申し上げられることですが、当時の私は完全に戦意を喪失していたので、「移動が楽だから」という安易な理由でそこの大学に出願したわけです…。

 

国立大学を半ば諦めていた私は、何とか気持ちを切り替えようと、控えている私立大学の受験の方に意識を向けようとしました。そこで何とかモチベーションを上げていこうということで、出願の締め切りギリギリで新しくもう一校、受験校を追加致しました。

 

”記念受験”に力を注いだ結果

追加で出願した大学は、私にとっていわゆる「挑戦校」であり、かつて受験を検討していたもののすぐに断念した大学でした。躍起になっていた当時の自分は、半分「記念受験」といった意味合いを込めてその大学に出願し、残された時間の中でその大学の試験対策に取り組みました。

 

結果として、その大学が今現在、私が通っている大学となります。センター試験のときとは異なり、「ダメで元々」という具合に開き直っていたことにより緊張感もほとんどなく、当日は自分の実力以上のものを発揮できた感覚を今でも覚えています。

 

常套句にはなってしまいますが…

受験勉強に追い込まれていると、どうしても大学に入る、ということに重い意味合いを求めがちになります。実際、「受験生活のゴール」としては「大学合格」が一つの到達点になりますので、それはある種自然の現象といえるでしょう。

 

ですが、人生を長いスパンで捉えてみると、「大学合格」はひとつの通過点に過ぎません。センター試験で爆死した直後の私には、その考え方はとても呑み切れないものでしたが、それから3年が今現在は、「通過点」という表現も自然と呑み込めるようになりました。

 

結果として希望の国立大学には進学できなかった私ですが、今現在進学先の大学で順調に大学生活を送れています(ぼっちにはなりましたが)。また、入学時に目標としていた「将来のビジョンを設計する」ということも、紆余曲折はありましたが最終的には達成することができました。

 

もしも今現在、センター試験で失敗して絶望している、という方がいらっしゃいましたら、ひとまずは最後まで今の受験生活を完走してみることをお勧めします。なかなか失敗した直後は気持ちの切り替えが難しいとは思いますが、ひとまず落ち込むだけ落ち込んで、もう落ち込み切れない、となったところで気持ちを入れ替えて、是非受験勉強を完走してみてはいかがでしょうか。同じ経験をした者として、皆さんのお気持ちを察するとともに、そっと背中を押すことができれば幸いです。

大学ぼっちと成人式

1月の第2月曜日は”成人の日”

20歳になった人たちにとってある種キーポイントとなるイベントが成人式です。皆さんが「成人式」と聞いて思い浮かぶイメージは様々だと思います。

 

成人式についての疑問のひとつとして、「出席すべきか否か」というものが挙げられるでしょう。特に地元を離れて生活している人にとっては、「わざわざ式のためだけに実家に戻るのは面倒くさい」と考える場合もあると思います。また、それ以外にも「当時の同級生に会いたくない」とか「行くだけ無駄」という消極的な理由から成人式を忌避する人もいらっしゃいますよね。

 

そこで今回は、昨年成人を迎えた私が、式についてどう捉えていたか、また実際に式に出てみてどう思ったか、回顧録程度にお話したいと思います。

 

最初は出席する気が起きなかった

先ほどもちらっと申し上げましたが、結果として私は式に出席しました。ですが、式を迎える直前までは正直、「欠席しよう」と考えていたのです。それは単純に、「大した思い入れもない同級生たちに会うのも億劫だし、行ってもしょうがないよなぁ」という思いからよるものです。

 

私の小学校生活は、至って平凡なものでした。久々に会いたい友人もそこまでいませんでしたし、数少ない”友人”と呼べる間柄の人たちとは今でも連絡を取って会うこともあるので、何も成人式で会う必要はないだろう、と考えていました。中学についても同様です。

 

家族に関しても、出席を強要することはありませんでした。ただ、心の中ではどう思っていたのか、それについてはやや疑問は残りますね。

 

徐々に気持ちの変化が

しかしながら、いざ成人式の出欠票が郵送されてくると、その思いが少しずつ変化していきました。なぜそのような気持ちになったかは不明ですが、どことなく「欠席することで同級生から逃げることになるのではないか?」という思いに駆られました。

 

今考えてみても、それは正しくはないと思います。別に成人式を欠席したからって、それが”逃げ”となることはないでしょう。が、何故か当時の私は、それが気に食わなくて意地になって「出席」に〇を付けました。

 

再三申し上げますが、欠席=”逃げ”ではありません。むしろ出席して嫌な人に会うくらいなら、例え”逃げ”だとしても欠席した方がいいと思います。これはあくまで、当時の私が躍起になっていたことによる思考展開です。

 

結局迎えた成人式当日

私の地元では、市町村単位より細分化されたエリアで式が催されます。すなわち、人数自体は少ない分、周りには知り合いが多くなる、ということになります。

 

実際に会場に来てみると、「こんな顔のヤツいたっけ?」という思いに何度もなりました。つまり、あんまり覚えていない同級生が何人もいたりして、「よぉ久しぶり」以前の問題に直面することになりました(笑)結局、卒業後も連絡を取り合っている人同士で固まることになり、式に対する緊張は拍子抜けとなりました。

 

出席してよかったこと

ただ、良かったこともありました。私立中学に進んだ人との再会です。私は地元の公立中学に進学したのですが、小学校の頃仲良くしていた少ない友人の中には私立中学に進んだ同級生もいて、かといってその後連絡を取っていたわけでもなく、この成人式が本当に久しぶりの再会の場となりました。

 

「Naganoか?」とその子から声を掛けてきてくれて、それからしばらくお互いの中学・高校の頃の話をしましたね。公立中学に進んだ私とは異なり、その子にとって小学校の頃の同級生と遭遇するのは本当に久しぶりのことですので、きっと私以上に緊張していたはずですが、それでもこうして話すことができたのは非常に嬉しかったです。

 

最初は悪いイメージが先行してしまうけど

私も式に出席するまでは、「かつてのやんちゃ坊主に絡まれないかなぁ」とか「浮かないかなぁ」というように悪いイメージばかり抱いていましたが、そのせいで、式が久々に私立進学組と会う機会でもあるということを忘れかけていました。事前に抱いていた懸念はそこまで現実のものになることはなく、結果としては出席してよかったかな、という思いになりました。

 

成人式については、人それぞれ置かれている環境は異なりますので、出席した方がいい、といったような確定事項は存在しません。特に出席したくないなぁ、と考えている人にとっては、「出ろ」と言われることが苦痛な場合も多いでしょう。従順に出る必要はないと思います。

 

しかしながら、先の私のように、悪いイメージばかりが先行して起こり得る良い出来事をついつい見逃している、ということはあるかもしれません。一度先入観を取っ払ってみて、客観的に式のことをイメージして、それからじっくり出欠を検討してみるのも悪くはないかな、ということだけお伝えして今回はおしまいにしようと思います。

 

最後までご覧になって頂き、ありがとうございました!

【大学】3限始まり6限終わりという黄金時間割

自ら時間割を組まなければならない大学

大学では高校以前と異なり、与えられた講義要項(シラバス)をもとに自ら授業を選択して時間割を自ら作成する必要があります。大学に入って間もない頃は、私も時間割の作成に苦悩した記憶があります(今もそれなりにですが)。必修科目のように予め時間割が固定されているものを除けば、どのような時間割が自分にとってベストなものになるのか、というのは悩みどころですよね。

 

これまで私はいくつかの時間割のパターンを経験しました。午前中に授業が終わるものや間に複数の空きコマが発生するもの。それぞれにメリット・デメリットはありましたが、それらは個人によってバラつきが出てくると思います。今回はそれらに関しては割愛させて頂きますが、かわりに私が考える「ベストな時間割」について、記事にしていきたいと思います。

 

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私が思う、ベストな時間割

記事のタイトルでネタバレしていますが、個人的には「3限始まり6限終わり」というのが今まで経験した中で最も好みの時間割になります。この時間割には空きコマがなく、3限・4限・5限・6限を連続して受けるというもので、一見するとハードに感じますし、実際6限ともなると疲労感を覚えます。

 

その代わり(といってはアレですが)、3限始まりということで午前中はゆっくり休むことができる、というのが利点です。私の場合は、朝方はゆっくりと目を覚まし、午前中に課題があればそれらを消化し、なければネットサーフィンをして時間を潰します。その後大学の2限が終わる少し前の時間帯を狙って、まだ空いている学食で早めの昼食を摂り、昼休み中に3限の教室に移動し、余裕を持って席を確保する、といった具合です。

 

午前中にゆとりがあるのは大学生にとって大きなメリットになると思います。朝に弱い人、前日の夜遅くまでアルバイトがあったりした人でも、3限始まりであれば遅刻する可能性も激減するでしょう。

 

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せっかく大学に行ったのであれば講義を”消化”したい

私はこれまで2限”だけ”とか「2限と4限が講義で3限は空きコマ」といった感じの、いわば楽々な時間割も経験してきました。これらは大学にいる時間も短く、確かにお手軽な感じはあるのですが、遠方から通学する人にとっては「講義1つのためだけに大学へ行くのか…」といった具合に徒労に感じるものにもなります。またそうでない人も、良くないサボり癖がついてしまうと「今日は1限しかないし大学休むか!」といった気持ちになることも少なくないでしょう。

 

これは個人差が出てくるとは思いますが、私は「折角大学に赴いたのであれば、1個だけでなくたくさんの講義を消化しちゃいたい」と考えるようになりました。今回私が提示した「黄金時間割」では、4限分の講義を消化することができます。また、間に空きコマもないので、途中で帰宅する、という欲望もある程度抑えることが可能です。

 

6限の時間帯は割と落ち着いた雰囲気でよろし

大学の講義を受けるにあたって、「人が多くてうるさいのがイヤだ!」と思う人も少なくないでしょう。大講義室で行われるような比較的規模の大きな講義では、友達同士や先輩後輩で集まって講義を受ける人たちも少なくないと思います。それだけならいいのですが、授業中にも関わらず構わず私語を発したり、周囲の迷惑を気にしないような人たちが(大学生にもなって)いたりします。幸い私の大学学部ではそういった連中は極少数ですが、このような大講義室の雰囲気を嫌う学生さんもいらっしゃるでしょう。

 

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そんな方たちにお勧めしたいのが夕方以降の講義、私の場合は18時15分から始まる6限の講義です。この時間帯になると、キャンパスにいる学生の数も少なくなり、講義室の規模も小さくなってきます。また、前述したようなおちゃらけ大学生の皆さんは、この時間帯ともなると街へ出て飲み会に精を出し始めます。彼らにしてみればそっちが本業でしょう!私が現在受けている6限の講義も落ち着いた雰囲気で、先生の声を子守歌にウトウトしてしまいそうになります。それはともかく、真面目な雰囲気を好まれる方にとっては、夕方以降の講義の雰囲気は本望でしょう。

 

他の曜日にゆとりが生まれるというメリットも

また、ひとつの曜日にある程度講義数を集中させることで、他の曜日にゆとりを持たせることが可能になります。上手い具合にいけば「全休」の曜日も作れたりするでしょう。下手に週の中で講義数を分散させるよりも、特定の曜日に講義を凝集させたほうが、大学に行く手間を抑えたり、無駄な空きコマを作らずに済んで効率的かもしれませんね。

 

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時間割作りに正解はない

最初に申し上げた通り、時間割作成におけるメリット・デメリットは個人によって様々ですので、どれが正解、といったようなことはありません。今回の「3限始まり6限終わり」という時間割も、あくまで私にとっての「黄金時間割」であり、他の方にとっては「これマジ?」と思えるものかもしれません。

 

時間割の作成に当たっては、皆さんの中で優先順位を考え(「空きコマがない方がいい」、「午前中はゆっくりしたい」など)、それらに基づいてできる限り時間割を理想に近付けるのがベストではないでしょうか!

 

以上でぼっち大学生による時間割解説はおしまいです。最後まで読んでいただきありがとうございました!