【一人旅シリーズ】千葉県佐倉市を訪問しました。
~千葉駅からさらに足を延ばして~
大型連休の最終日に、千葉県の佐倉市を訪問しました。実は大学に入学してからあまり千葉方面に足を運ぶ機会がなく、是非行ってみたいな、とかねてより考えておりましたので、その一端として今回は佐倉を選びました。ひとりぼっちでしたが寂しくなかったです!(強がり)
JR千葉駅から総武本線で銚子方面へ20分ほど、佐倉駅に降り立ちました。駅前は思っていたよりローカルな雰囲気でした。駅前の通りを北上して、住宅街を縫った先にあるのが、佐倉の武家屋敷です。
三軒隣り合って並んでいるうちの一軒から入る構造になっています。入口のところで担当者の方がとても親切に対応してくださいました。本当にありがとうございました。武家屋敷の中には内部に入ることができる場所もございますので、実際に当時の佐倉藩の武士がどのような生活を送っていたのか、肌で感じることが可能になっています。
武家屋敷以外にも、いくつもの坂が藩制当時の趣を残した形で保存されていて、実際に歩きながら当時の生活に触れることができて大変良かったです。下がその写真になりますが、坂の両脇には竹林が広がっており、この日は気温が上がって昼間はだいぶ暑くなったのですが、ここは竹がつくる日陰のおかげで幾分涼しく感じました。
歴史を保存するということ
歴史を感じさせる遺構を保存・アピールすることは、文化や伝統を継承するうえでとても大切なことですが、特にこの佐倉市からは、そういった遺構を継承する姿勢が強く感じられました。今日ではせっかくの遺産をおざなりにしてしまう地域もある中で、佐倉市は本当に素晴らしい場所だと思いました。
また、国立歴史民俗博物館に行こうと思い、佐倉城址公園も訪れました。新緑の季節で、空気がおいしかったです。公園で遊んでいる家族連れの方もいらっしゃいました。肝心の博物館(歴博)ですが、夕方に用事が控えていることをすっかり忘れており、残された時間では充分に回れないと思い、今回はやむなく断念しました。施設の中は相当充実しているとのことなので、ぜひ再挑戦したいと思います。
アルバイトや課題の消化が中心となった大型連休でしたが、最終日にこの佐倉の地で歴史と新緑に触れあうことができてとてもよかったです。また、佐倉より先に足を延ばして、銚子にも行ってみたいなと考えています。