大学ぼっちでもソロ充がしたい

大学ぼっちは選択科目の一つだと思います。自身の大学ぼっち生活で得た経験をもとに、大学ぼっち流の”処世術”をお伝えしていきます。

【入試】かつてセンター試験で失敗したときのお話

試験お疲れ様でした!

センター試験を受験された皆さま、本当にお疲れさまでした!!

 

2日間の日程を終え、自己採点を済ませた方もいらっしゃるでしょう。試験の手応えは人によって様々ですよね。「上手くいった」という人もいれば、「ヤバい…」という人もいると思います。

 

ちなみに、私が受験生だった頃は後者でした。2日目の日程を済ませた夜、同級生の友人と近所のファミレスで一緒に自己採点をし、ものの10分程で絶望の淵に精神が突き落とされましたことを今でも覚えています。

 

ターニングポイントでの失敗は痛いけど

とりわけ国公立大学を志望している学生の皆さんにとって、センター試験は重要な役割を果たすものになってきます。当時の私も国立大学志望でしたので、受験勉強においてはそれなりにセンター試験に向けた対策に力を入れてやっていました。

 

その過程を経ての失敗は、より心に重くのしかかりました。「センター試験の失敗」を「受験生活の終わり」と同様に捉えていた当時の私は、センター試験の翌々日からしばらく、高校に足を運ばず(当時は午前中授業でした)、自宅の部屋に籠もるようになってしまいました。

 

計画が破綻したからこそ、踏み出せた決意

受験生の中には「センターで○○○点くらい取れたら、この大学のこの学科に出願しよう」という感じで志望校を見定めている方も少なくないでしょう。当時の私もそうでした。が、センター試験で思うような点数を取れなかった私は、事前の計画では想定していなかった点数を出してしまったことにより、出願する大学をどうするべきか分からなくなってしまいました。

 

結局、国立は地元の大学に出願しました。今だからこそ申し上げられることですが、当時の私は完全に戦意を喪失していたので、「移動が楽だから」という安易な理由でそこの大学に出願したわけです…。

 

国立大学を半ば諦めていた私は、何とか気持ちを切り替えようと、控えている私立大学の受験の方に意識を向けようとしました。そこで何とかモチベーションを上げていこうということで、出願の締め切りギリギリで新しくもう一校、受験校を追加致しました。

 

”記念受験”に力を注いだ結果

追加で出願した大学は、私にとっていわゆる「挑戦校」であり、かつて受験を検討していたもののすぐに断念した大学でした。躍起になっていた当時の自分は、半分「記念受験」といった意味合いを込めてその大学に出願し、残された時間の中でその大学の試験対策に取り組みました。

 

結果として、その大学が今現在、私が通っている大学となります。センター試験のときとは異なり、「ダメで元々」という具合に開き直っていたことにより緊張感もほとんどなく、当日は自分の実力以上のものを発揮できた感覚を今でも覚えています。

 

常套句にはなってしまいますが…

受験勉強に追い込まれていると、どうしても大学に入る、ということに重い意味合いを求めがちになります。実際、「受験生活のゴール」としては「大学合格」が一つの到達点になりますので、それはある種自然の現象といえるでしょう。

 

ですが、人生を長いスパンで捉えてみると、「大学合格」はひとつの通過点に過ぎません。センター試験で爆死した直後の私には、その考え方はとても呑み切れないものでしたが、それから3年が今現在は、「通過点」という表現も自然と呑み込めるようになりました。

 

結果として希望の国立大学には進学できなかった私ですが、今現在進学先の大学で順調に大学生活を送れています(ぼっちにはなりましたが)。また、入学時に目標としていた「将来のビジョンを設計する」ということも、紆余曲折はありましたが最終的には達成することができました。

 

もしも今現在、センター試験で失敗して絶望している、という方がいらっしゃいましたら、ひとまずは最後まで今の受験生活を完走してみることをお勧めします。なかなか失敗した直後は気持ちの切り替えが難しいとは思いますが、ひとまず落ち込むだけ落ち込んで、もう落ち込み切れない、となったところで気持ちを入れ替えて、是非受験勉強を完走してみてはいかがでしょうか。同じ経験をした者として、皆さんのお気持ちを察するとともに、そっと背中を押すことができれば幸いです。