大学ぼっちでもソロ充がしたい

大学ぼっちは選択科目の一つだと思います。自身の大学ぼっち生活で得た経験をもとに、大学ぼっち流の”処世術”をお伝えしていきます。

【大学生】剽窃行為とは?レポート作成と引用についてまとめてみた

レポート作成に当たって気を付けたい事柄

大学の課題で「レポート」が課されることは少なくないでしょう。これまで高校以前の学生生活でレポートを書いたことがある、という方はともかく、そうでない学生にとって、特に大学生になりたての1年生にとっては、レポート作成というのは不慣れな行為だと思います。

 

そこで今回は、レポートを書き上げる上でやってはいけない「剽窃」という行為についての説明と、剽窃行為のように絶対ではありませんが一般的に禁忌とされている「Wikipedia」からの引用について取り上げることに致しました。

レポートのイメージ

「剽窃」行為とは

私の大学で口酸っぱく言われているのが、レポート作成に当たり「剽窃」行為だけはしないようにしよう、ということです。「剽窃」行為がどのようなものか簡単にご説明すると、

「他人の文章を、出典元を明記せずに引用すること」

です。参考文献の出典元を明記せずにご自身のレポートに文章を引用してしまうと、「他人の文章を無許可に自分の文章にした」と見なされ、レポートや論文を作成するうえでのルール違反をしたことになります。ちなみに私の大学では「剽窃」行為がバレると、課題が課された当該の講義の単位だけでなく、その講義を含んだ半期分の単位が全て没収になってしまうこともあります。

 

知らないうちに剽窃を犯していることも

意図的に剽窃行為を行うのは以ての外ですが、知らず知らずのうちに剽窃行為をしてしまう、というのは勿体無いことこの上ないです。文章を長々と書いているうちに、引用部分と自作の文章がごっちゃになってしまったり、どの参考文献からどの引用部を持ち出してきたか忘れてしまう、なんてこともあるでしょう。ですので、他人の文献から文章を引用した際は、

  • 出典名
  • 著者名(編集者名、訳者名)
  • 出版社名
  • 出版年

を逐一チェックし、記入をお忘れないようお気を付けください。また、引用部分の前後に出典の当該ページを記入すると更に良いでしょう。

 

なぜ剽窃行為に対する罰則が厳しいのか

 

他人が書いた文章を、あたかも自分のものであるかのように使用することは倫理的にも良くないですよね。昨今では漫画やイラストの著作権の問題が話題になることがありますが、レポートや論文でも同じことが言える、といった具合です。剽窃行為を漫画に例えるなら、他の作品のキャラクターを、その作者さんの許可なく自分の作品に出演させる、といった具合でしょうか。

 

とにかく、レポート作成に当たり参考文献を使用した際は、当該文献の出典名など(上記)をチェックする癖をつけたほうがよいでしょう。

 

参考文献としてのWikipedia

次に、参考文献として「Wikipedia」を用いるのはどうなのか、というお話です。恐らく多くの講義では、「Wikipediaなどのネットから得た情報は安易に引用するな」と口酸っぱく言われるでしょう。これは、ネット上の情報には信憑性が欠けることがしばしばあることに由来するもので、レポートの参考文献一覧に「Wikipedia」と書いてしまうと、もしかすると教授から突っ込まれてしまうかもしれません。

 

私自身も、Wikipediaをはじめとしたネット上の情報は安易に参考文献として使用しないように心掛けいます。しかしながら、Wikipediaが引用した参考文献(原典)に当たるのはアリなのではないか、とも考えているのです。

 

原典に当たるのはノープロブレム

Wikipediaは不特定多数の人間が安易に編集できるので、ときどきおふざけのような内容を見かけることもございますが、中には善良な編集者さんもいらっしゃり、その多くはちゃんと、大学のレポートみたくその記事を書くに当たって参考にした文献の一覧を記事の末尾に載せてくれています。

 

Wikipediaの記事をそのまま引用するのはナンセンスかもしれませんが、Wikipediaの当該記事を書くにあたって参考にした文献(原典)を一読する、というのはレポートを書くにあたってまずい行為である、ということは恐らくないのではと私は考えています。(原典がネット経由の情報でしたらどうしようもありませんが)

 

なかなか面倒くさい「参考文献」選び

参考文献選びというのは、慣れないうちは中々難しいと思います。私の場合は、大学の蔵書検索サービスでキーワードを入力し、そこから参考文献を選んだりしていますが、度々「これはあんまりレポートの内容とは関係ないや」というものを手にしたりすることもあります。

 

最初のうちは苦労するかもしれませんが、数をこなしているうちにレポートを書くことにも慣れてくるかと思います。その中で、重ね重ねにはなりますが、引用文を出典を明記せずに載せる「剽窃」行為にはくれぐれもご注意ください。