大学ぼっちでもソロ充がしたい

大学ぼっちは選択科目の一つだと思います。自身の大学ぼっち生活で得た経験をもとに、大学ぼっち流の”処世術”をお伝えしていきます。

【単位】大学の試験形態についてのまとめと、教場レポート試験で高評価を得るコツ

一口に”試験”といっても形態はさまざま

本日をもって、私の今期分の試験が終了しました。出来はぼちぼちです。もともと今期は、期末レポートを課す講義を多く履修していたため、その分試験形式の講義が少なかったのです。その代わりと言ってはなんですが、7月中は主にレポート作成に追われていました。ただ、流石に大学生活を2年以上経験してきたこともあり、レポートを作る段取りには慣れてきた気がします。

 

レポート課題が課される講義もある一方で、高校以前のように教室での試験で成績が決まる講義ももちろんございます。ただ、これまで経験したような「本番一発勝負」型のものに限らず、資料を持ち込むことが認められていたり、当日に論述形式で課される「教場レポート」形式など、様々な種類・形態の試験が大学には存在します。今回はそれらの種類と特色についてまとめてみました。

 

試験中の大学生

「持ち込み可」は楽??

大学のペーパーテストの中には、教科書やノートなどの持ち込みが認められているものがあります。これだけ聞くと、「楽勝じゃん!!」と思われるかもしれませんが、ここにはがあります。持ち込み可の試験で問われる内容は、多くが授業内で扱われたものであり、教科書やプリント(レジュメ)に書かれていることだけを丸写ししたら、採点者に「こいつ授業に出ていないな」ということが丸バレになってしまいます。(極稀に教科書を丸写しするだけの試験もあるようですが…)ですので、持ち込みが認められている試験が課される講義では、シラバスに明記されている以上に出席が重要になることがあるでしょう。

 

一番シンプルな形式、しかし中には救済措置も?

高校以前と同じような持ち込み不可の教場試験は、基本的に教場での一発勝負になるでしょう。しかし、中には点数が悪かった学生のために再試験を行ってくれる講義もあるようなので、諦めずにトライしてみてください。再試験の代わりに、補完レポートを課されることもあるようです。試験の手応えが無かった方は、こちらの救済措置を全力でこなして、単位をGETしちゃいましょう。

 

「教場レポート」方式というものも

「教場レポート」方式とは、一般的なペーパーテストと同様に、ひとつの試験室で制限時間を設けられた環境下でレポートを作成することを指します。基本的には、その当日に題目を与えられて、「~について論ぜよ」みたいな形で問われることが多いですが、中には事前に題目を教えてくれる講義もあります。

 

「教場レポート」方式は時間が限られており、一般的なレポートみたいな凝った内容の文章を書きあげるのは少々難しいと思います。また、この方式ですと、いかにご自身が書き上げた文章が素晴らしかったとしても、それに見合った評価がもらえない場合も残念ながらございます。

 

教場レポートで高評価を得るには

参考程度に聞いていただけたら幸いですが、私の経験をふまえ、「教場レポート」試験で高評価を得るコツを皆様にお伝えしようと思います。それは、

  • 授業時間内に先生(教授)が多用したキーワードを、補足を付け加えて文面に散りばめること

です。

 

先ほど申し上げた通り、この方式では「~について論ぜよ」といった形で問題が課されます。これに対して、自分の意見を意気揚々と書き連ねるだけですと、なかなか評価されないことが多いです。というのも、「教場レポート」方式で問われる大事な点は、

  • いかにこの講義に出席し、先生の話した内容を理解したか

ということです。つまり、レポートの文面の中に、「私はこれだけこの講義に出席し、あなたの話の内容をこれだけ理解しましたよ。」というメッセージを込める必要がある、ということです。

 

高校以前の試験とは異なり、大学のレポート試験では、採点する先生によって答えが変わってくる場合があります。もちろん、ごく一般的な宇宙的摂理などに関する問題で答えがばらつく、なんてことはないでしょうが、「○○論」みたいな感じの講義ですと、「他の教授は~という考えをもっているが私は違う。その代わりに、私は○○という考えを提唱する」みたいな形で、意見がばらつくこともございます。極端な説明をすると、ご自身の書き上げた教場レポートがいかに傍目から見て正しいことを言っていたとしても、それが当該講義の先生の考えに反していると、評価をもらえない、なんてことも有り得るのです……。

 

答案の内容が出席点代わりになることも

特に、出席点がない講義ですと、答案の文面から「この学生はどれだけ出席しているか」を見分けることもあるでしょう。ですので、媚を売るようで少し気が乗らないかもしれませんが、教場レポートでは

  • 自分の考えを強調し過ぎず、その講義の先生がこれまでの授業で話してきたことを尊重して文面を書き上げる

ことをモットーにするのが、良い評価をもらうコツになるでしょう。

 

油断大敵

一人暮らしの大学生が一番気を付けたいのは、試験当日の寝坊、いわゆる「絶望の起床」です。「まさか~」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこの過ちを犯してしまう学生が案外多いので、他人事だと思わずに皆さんもお気を付けください。「徹夜で勉強したのに…」なんてパターンは一番やりきれないですよね。

 

まだ試験が残っている方は、全力を発揮して単位を取れるよう頑張ってください!応援しています。