大学ぼっちでもソロ充がしたい

大学ぼっちは選択科目の一つだと思います。自身の大学ぼっち生活で得た経験をもとに、大学ぼっち流の”処世術”をお伝えしていきます。

レポートの字数制限への対処法

~レポート作成における問題点~

大学の課題レポートには、字数制限を設けられていることが多いです。ほとんどの場合は、文字数が下限に達せず苦悩することが多いかと思いますが、まれに字数オーバーに悩まされることもあるでしょう。今回は、どちらの場合にも有効な解決法をお教えしようと思います。

 

レポートの字数が足りない(もしくはオーバーしている)ときは、

  • 参考文献の引用部分の量を調整する

のが一番良いでしょう。一見ごく基本的なことを申し上げているようではありますが、これにはれっきとした理由があります。高校以前の、読書感想文などといった課題で同じ状況(字数不足)に陥った場合、ほとんどの方が「~だと思った」といった具合の自分の感想を付け加えて分量をかさ増ししていたことと想像します。しかし、大学のレポートでは、それはあまりお勧めできない方法です。

 

レポートに大事なのは「一貫性」

というのも、レポート課題というものには、「文章の一貫性」といったものが重要になってきます。そんな中で、無理に「でも」や「しかし」といった逆接の接続詞を使ったりして文章を付け加えようとすると、話の筋がぶれてしまうことがあります。「また」や「そこで」といった順接の接続詞に関しても同様です。文字数を増やすことに意識が集中するあまり、気付かないうちに順接の接続詞で全然異なる意味の文章を繋げてしまっている、なんてこともでてくるでしょう。これでは文章の一貫性を保てません。

 

課題レポートは「締切」との戦いにもなる

大学のレポート課題は数週間で完成させる必要性があり、そこに「クオリティ」を求めるのは正直”酷”です。自らの考えを表現する文量には限界があります。ですので、無理に自分の言葉を紡ぎだすよりも、すでに洗練されている先人の文章(参考文献)を大いに利用した方が、かえってまとまったレポートを仕上げられるでしょう。

 

ただ、引用する文章を選ぶ際には、自分の考えに沿った部分を選ぶようにする(でたらめな箇所から引っ張り過ぎない)ことが大切です。適切な部位から関連する引用文を引っ張ってくるように心掛けましょう。

 

反対に、字数がオーバーした際は、下手に自分の文章を省くと、自らの考えが充分に相手に伝わらなくなる可能性があるので、その場合は引用部を短くするのがよろしいかと思われます。自作の文章と引用文の両者のバランスを考慮して文章を仕上げてみてください。

 

徐々に慣れてきます。

以前のレポートに関する記事でも触れましたが、最初のうちはレポートの作成に多々戸惑うこともあるかと思います。高校以前に文芸部や理科部などで論文・レポートを書く機会がない限り、引用がどうのこうのといったルールに関しては不慣れでしょう。ですが、回数を重ねる度に少しずつレポート作成のいろはが分かるようになるはずです。ひとまずは、剽窃行為だけ行わないように注意して、ご自身なりのレポートを書き上げてみてはいかがでしょうか。

 

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