3年間の大学生活を振り返ってみて~ぼっちの回顧録2年編~
自分語り第二章
こんにちは、無事に引っ越しを終えて実家に戻って来たNaganoです。前々回の記事に続き、今回は大学2年の学生生活を、備忘録も兼ねて振り返らせていただきます。
大学1年の後半に不登校になり、その調子で成績が急降下した私は、本意でない学科(コース)への進級を余儀なくされました。元々同時期に通学のモチベーションを喪失していた私にとっては、もはやKO寸前にクリーンヒットしたパンチを喰らったような感覚でした。
大学に行く意味を見失った結果
「夢や目標を見つけるために」大学に入った私でしたが、ここまで堕ちてしまった状況で前向きになれるはずもなく、気分がどん底まで落とされました。他大学への編入や大学中退を日々考え、「もはやこの大学での生活はこれまでか...」という具合に諦めの境地に至っていました。
そんな中、進級を控えもうすぐ科目登録が始まろうとしていたある日、私は大学の「副専攻」制度を知りました。学部での生産性のない(と失礼ながら当時は感じていました)内容の講義が不満だった私は、「少しでも自分の役に立つ(=スキルが身につく)」ことをしたいという思いから、プログラミングやネットワーク技術を学習できる副専攻を選択し、科目登録を行いました。
副専攻制度に巡り会えた奇跡
結果として、この決断が私の大学生活におけるターニングポイントになりました。学部の講義はソツなくこなす一方、意欲の湧く副専攻講義には一生懸命取り組むことで、失いかけていた「大学に通う意義」を徐々に取り戻し、日々の生活にメリハリがつくようになりました。
情報処理を学習していくうちに資格試験に興味を持つようになり、実際にそれらに挑戦することで学外での学習にも力が入り、まさに「今自分は大学生としての生活を送れているな」という感触を得ることができました。個人的にはあまり「遊ぶ」ということが好きではない性なので、黙々と勉強に勤しんでいる方が性にあっていましたね。
日常生活にメリハリがついたことで、アルバイトなどに対しても意欲的になり、「大学、バイト、資格の勉強」といった具合にそれぞれを上手く両立することができていました(自画自賛)。今になって振り返ってみても、大学2年の間の1年間はかなり充実していたと思います。
反骨心に火が付いた
自分で申し上げるのもお恥ずかしい話ですが、なぜ当時の自分がここまでやれたか、というのにはそれなりの要因があり、それはズバリ「反骨心」の存在です。
大学1年が終わった段階で「成績」「学内の友人」「モチベーション」など全て失った私にとって、もはや堕ちていく場所はありませんでした。それならもう、あとは上がっていくだけじゃないかと。とにかく「やってやる」という精神を持ちながら、私は目の前の物事にひたすら手を付けていきました。
あまり体育会系な考えを推進することは好きではないのですが、「反骨心」や「ハングリー精神」といったものがその人に与える影響は大きいな、ということを今振り返ってみても実感できます。実は私が中学生の時にも似たような経験をしたのですが、それはまた、別の機会にお話し致します。
この年が無かったと思うとゾッとする
この1年間が私にとって良い方向に作用したことは間違いないと思います。反対に、副専攻制度を知ることもなく、大学に通う意義を見出だせないままその先の生活を送っていたら...と考えると、とても不安になります。恐らくですが、かなりの確率で大学を中退していたのではないでしょうか。
シミュレーションゲームでいうところの「正しいルートを選ぶ」ことができた私は、無事に成績も回復し、気分も晴れた状態で大学2年の生活を終えることになりました。そして大学3年の生活へと進んでいくわけですが、私はいよいよ卒業後の進路についても具体的に考えることになります。それらについては、3年編でお話し致しましょう。
今回もこのような自分語りの記事にお付き合い頂き、本当にありがとうございました!!