大学ぼっちでもソロ充がしたい

大学ぼっちは選択科目の一つだと思います。自身の大学ぼっち生活で得た経験をもとに、大学ぼっち流の”処世術”をお伝えしていきます。

3年間の大学生活を振り返ってみて~ぼっちの回顧録1年編~

さらば大学生活

以前の記事でも申し上げたとおり、私の3年間の大学生活がつい先日終わりました。来年度は実家から月に数回程度遠距離通学をするのみであるため(社会人の出張感覚です)、真っ当な大学生活というのは今年度が最後になります。

 

今現在は間もなく控えている引っ越しの準備に追われているところですが、今回は息抜きがてらこの記事を書いていこうと思います。

 

右も左もわからないまま迎えた大学生活

私は「大学生活」というものに対して、高校以前から実像を全く把握していませんでした。それは将来の目標を持たず、ただ目の前の物事を消化していた高校以前の自分の性格に起因するものです。「大学に入ること」が目標になってはいけないと思った当時の私は、ひとまず「夢や目標を見つけるために大学に入る」ことにしました。

 

無事に現在の大学に合格した私ですが、その次に取るべき行動は何なのか、という問題に直面しました。

 

相次ぐ「これじゃない」感

実際に大学の講義が始まり、必修や語学のクラスメイトとはそれなりに話すようにはなりましたが、話のテーマに度々浮上するのが「サークル(部活)」です。私の大学にも数多くのサークル団体が存在し、周りの学生も新歓パーティー(コンパ)に参加して所属グループを決めている頃合いでした。

 

当時の私はまだ、正真正銘のぼっちになる前の段階でしたので、2,3のサークルの新歓に参加していました。ただ、そのいずれも「ここに入って大学生活を謳歌したい!」というほどのものではなく、また面倒くさがりな性格を持つ私は次第に、サークルに所属する意欲が消えていきました。

 

周囲の人たちからも「ノンサー(サークルに所属しないこと)はやめたほうがいいんじゃね?」と言われることもあり、実は1年の秋くらいまで、数少ない知り合いのツテを辿ってサークルにお邪魔したりしたのですが、結局本入会することは一度もありませんでした。

 

つかの間の「快楽」

高校以前は部活動に所属していた私にとって、「授業が終わった後即帰宅」という感覚は新鮮で、率直に申し上げて好きでした。また、その頃は同時に一人暮らしが楽しくなり始めたタイミングでもあり、1年の夏前まではフリーダムな生活を謳歌していました。それまで触れてこなかった漫画・アニメ作品に入り浸ったり、たま~に語学の友人宅でゲームをしたり、気が向いたらゲーセンに足を運んだり。1年前までの受験生活の反動のごとく、当時は頭の中を空っぽにして目の前の物事を楽しんでいました。

 

私が高校以前にわずかに抱いていた「大学生活像」として、「有り余った時間を持て余す」というものがあったのですが、この頃はまさに、そのイメージ通りの生活を送っていました。

 

夏休みを終え、秋頃から感じ始めた「不安と焦り」

大学1年の夏休みは、特に何もしませんでした。講義をすべて消化した私は、少しの間東京近郊を観光した後すぐに実家へと帰省しました。唯一そこでしたことといえば、地元の塾で夏期講習の間アルバイトをしたことでしょうか。

 

さて、最初にも申し上げた通り、私は「夢や目標を見つけるため」に大学に入りました。が、大学1年も半分が終わり、私はそれらしいことを何一つできていません。さすがにそろそろ考えないとなぁ、と思うようになったわけですが、いざ考えようと思ってもなかなか難しいもので、何も思い浮かばない私は次第に「焦り」を感じるようになりました。

 

同時に私は、大学での学習内容についても疑問を抱き始めていました。「これが本当に私のやりたいことなのか」「これを学習して将来どうなるというのか」そんな雑念に駆られ、それらはやがて将来への「不安」となっていきました。

 

落葉の時期、私は不登校に

前述の「不安と焦り」に耐えかねた私は、まるで逃避するかのように、大学に行かなくなりました。人生初の「不登校」経験になります。当時は「少しでも有意義な時間を過ごしたい」という思いから、大学の講義をそっちのけで、自動車学校の教習に足を運んでいました。

 

また、この頃は大学の編入なども視野に入れて、情報収集をしていました、「技術やスキルを身につけたい」と考えていた私は、ITパスポート試験に合格していたこともあって情報系の学部への編入を検討していました。実際に名古屋大学・静岡大学の編入学試験の要綱などをチェックしていて、各大学の事務所に編入試験の過去問を拝見しに行こうとしていました。

 

その後母校の「副専攻」制度を知り、現在の大学で情報処理について学ぶことができましたが、この制度について知らなかったら恐らく、編入学試験を受けていました。そして万一それらに合格していたら、私は今頃名大生・静大生だったかもしれませんね。かなり狭き門なので厳しいかな、とは思いますが…。

 

何度も似たような話をしてすみません

これが私の大学1年の総括といったところでしょうか。以前も似たような話の記事を出しているので、「またこの話か」となった方は申し訳ありません。結果論からすれば、大学生活3年間のうちの災厄がほとんどこの1年に凝縮した形になったと思います。今回は触れませんでしたが、新入生向けのパーティーでつまずいて浮いてしまったり、陸上競技をするうえで足のケガが再発したりと、とりわけ大学入学直後は散々でした…。

 

そんなこんなで孤独を極めていき、翌年からは「大学ぼっち生活」が始まることになるわけですが、これに関しては「ケガの功名」とも言えるべきことだったと今振り返っても感じます。また気が向いたときに、回顧録2年編も出そうと考えていますので、もしよろしければいずれそちらもよろしくお願いします。

 

最後までご覧になっていただきありがとうございました!!