大学ぼっちでもソロ充がしたい

大学ぼっちは選択科目の一つだと思います。自身の大学ぼっち生活で得た経験をもとに、大学ぼっち流の”処世術”をお伝えしていきます。

【高校】文理選択に迷っていた頃の話

それなりに大きな分岐点

お久しぶりです、Naganoです。以前の記事でも少し触れましたが、今回は私が高校時代に悩みに悩んで決断した「文理選択」について、お話ししようと思います。多くの高校では2年、もしくは3年進級時に、進学もしくは就職を見据えて文系、理系のクラスに分かれるかと思います。一口に文理選択といっても、それ自体は将来の職業選択にも関わってくるものですので、慎重に選ぶ学生も少ないと思います。

 

当の私もそれと同様で、その当時はどちらに「進むべき」か、かなり悩みました。明確な目標というものはなかったのですが、個人的には「理系に進みたいな」という思いがございました。ですが、理系に進む上で鍵になってくる「化学」の出来にかなりの不安が残っており、安直に選べないという実情がありました。(「地学」を十分に教えられる教員が母校にいなかった(地学選択者がいない)、というのは少しアンラッキーだった部分もあります)

 

選択をするまでの過程

私が文理選択、及び進学を見据えるうえで、「浪人」という選択肢は(当時は)あまり考えていませんでした。これは自分自身の性格や、高齢な両親のことを考えて、自分自身も納得していました。「基本的には現役での進学」を軸に据えていた私として、進学に必要以上の時間をかけることはできませんでした。

 

先程も申し上げた通り、理想としては「理系」に進みたかった私ですが、それにはやや化学や生物の出来が芳しくなかったこと(物理は辛うじて...という感じでした)、文系科目についてはそれなりに要領を得ていたことから、理想追求(理系)ではなく安全確保(文系)に落ち着きました。当時の私としては、かなり苦渋の決断でもありました。

 

メリット

結果論にはなりましたが、安全志向に落ち着いたことによってか無事、現役で大学に合格することができました。それも自分の実力と比べてそれ以上の大学に合格できましたので、一「受験生」としては上手くやった方ではないでしょうか。

 

大学入学後、という視点で考えているならば、やはり大学生活にゆとりがあったことがメリットして挙げられます。私の学部は文系学部の中でもそれなりに緩やかな学部ですので、多くの理系学部に比べればゆとりのある大学生活が送られたはずです。

 

デメリット

文系に進んだデメリットとしては、自分のやりたいこととは離れていた、ということになるでしょう。安定を求めた分、自分の理想としていた事柄とは逸れた内容を学習することになり、時として苦痛を覚えました。これについては大学進学後だけでなく、受験期についても同様のことが言えます。

 

明確な目標を持っていなかった自分に責任はありますが、さして希望していない大学学部を目指して勉強を続けていくのは、モチベーションの維持が厳しいときもありました。たらればになりますが、これが自分の本意の学部であれば、心持ちも変わってきたのでは、と思います。

 

正直な話

大学に入学して随分時間が経った今でも、稀にかつて自分が下した文理選択をふと悔いることがございます。このように一見後悔のイメージが強いですが、実際には見えないところで恩恵も受けていると思います。

 

理系に進んでいたとしても、満足の行く受験結果を得られていた保証はありませんし、仮にそこがうまくいったとして、その後の大学生活がどうなっていたか、ということに関しても同様のことが言えます。「順調な大学生活」という視点では、先日「卒業見込」の判定を頂いたように、果たすことができました。

 

就職活動に関しても、理系卒の方々も多く携わる情報処理系の仕事(技術系)に進むことができました。これは学部の授業をつつがなくこなし、空いた時間にそれ用の勉強を出来たことがひとつ大きかったです。回り道にはなりましたが、結果としてはある程度、かつて高校時代に自分が(おぼろげに)考えていた将来像に近づくことができたのではないでしょうか。

 

今回は私が高校時代に、文理選択に迷った頃の話についてして参りました。この記事がどれほどの方々のお目に入るかは分かりませんが、かつての私と同様に、決断に悩むどなたかの参考になることができれば幸せです!