大学ぼっちでもソロ充がしたい

大学ぼっちは選択科目の一つだと思います。自身の大学ぼっち生活で得た経験をもとに、大学ぼっち流の”処世術”をお伝えしていきます。

【一人旅】寝台特急に乗って高松に行ってきました。

大学の休みを利用して

いよいよ12月に入り、2018年とのお別れも近づいていますが、皆さまどのようにお過ごしでしょうか?私は12月に入り、大学の時間割がチョロっと変わってなんと平日に2連休を勝ち取ることができました。(その分授業がある曜日はハード)これをうまく利用したいと思った私は、前々からの願望であった「寝台特急を利用して旅行をする」という計画を実行に移すことにいたしました。

 

かつては北斗星トワイライトエクスプレスなどといった寝台特急が当たり前のように走っていた日本ですが、近年ではその姿もレアなものになってきて、どちらかというと「馴染みのない」乗り物になってしまったでしょうか。しかしこれにより、単なる移動手段ではなく「寝台に乗ること」を目的にそれらを利用する方の数が増えてきたのではないか、と思われ、事実今回の私もこれに当てはまります。(鉄道にはさほど詳しくないため情報に不備があったらすみません)

 

サンライズ瀬戸に乗り高松へ

今回の旅行で私が利用したのは東京~高松間を結ぶサンライズ瀬戸」号です。私は下り列車の始発駅である東京駅から終点の高松駅までフルで利用しました。サンライズ瀬戸号は途中の岡山駅まで同じく東京から出雲市方面へ向かう「サンライズ出雲」号と連結して走行し、岡山で両者は切り離されます。

 

私自身初めての寝台列車でしたので、ワクワクしながら東京駅のホームで入線を待っていました。

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私が今回利用したのは列車の客室サービスとして一番多くの割合を占める「B寝台シングル個室」です。部屋は連結部の傍である7号車にありました。

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車両に入り、個室の中に荷物を置いた私はひとまず洗面台で歯を磨きました。シャワーも浴びようかと考えましたが、翌日の昼前に高松市内の仏生山温泉に行く計画を立てていたので、列車内では浴びませんでした。

 

乗ってみた感覚としては

個室に入って最初に感じたのは、内装の清潔感でした。かなりコンパクトにしたホテルの一室、といった具合で心地よさを感じました。また、人それぞれ感覚は違ってくると思いますが、私としては部屋の広さ(狭さ)も特に気にならず、快適な体勢でくつろぐことができましたね。

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車体の揺れに関してですが、私は2階の部屋を利用しており、うつ伏せになってくつろぐとそれなりに揺れを感じました。ただ仰向けの体勢ではさほど気にならなかったです。

 

部屋の明かりを消すと、通過する駅のホームのライトがかなり明るく感じましたね。高速で光が移るので、「今○○駅を通過しているな」というのがよく分かりました。列車が沼津駅を出発したあたりで私は寝落ち、いったん愛知県の大高付近で目が覚め、珍しい名古屋駅通過の様子を目にし、信号待ちか何かで停車した無人の岐阜駅の写真を撮ったあと私は再度寝落ちしました。

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早朝、目が覚めた頃には岡山の目の前

次に目が覚めたのは午前6時前、岡山駅の到着を前にしていた頃でした。この日は列車も遅れなく順調に走行しており、私が目覚めた直後にその旨を伝えるアナウンスがありました。サンライズ出雲号との連結切り離し作業の後、先に瀬戸号が岡山駅を発車。児島、坂出と停車した後7時半ごろには高松駅に到着しました。

 

私は昨年の9月にも高松に来ており、記憶が新しいうちに再度この地を訪れることができました。

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高松に着いた私はまず、固まった体をほぐすことも兼ねてサンポート方面を散歩することにしました。そして港のシンボルである赤灯台を見ることができたら、と思い足を運ぼうとしました、が……。

 

この日の朝は霧が凄かった!!!

サンライズ号が瀬戸大橋を渡っている頃から、窓の外に目を向けると霧がかかっており、結局高松に着いてもそれが切れることはありませんでした。「一寸先は闇」ではなく「一寸先は霧」といった具合で、Twitterのトレンドにも「霧」と打つと続いて「香川」という検索候補が出るといった感じでした。せっかくの瀬戸内海も霧に隠れてしまい、赤灯台へ向かう道も安全性を考慮して封鎖されていました……。やむを得ないので、ひとまず赤灯台は諦め、帰りに再トライすることにしました。

 

サンポートを後にした私は、琴電の「高松築港駅」のそばにある玉藻公園高松城跡)」を訪れました。

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2枚目、3枚目の写真からも、霧がかかっている様子がご覧になることができるでしょうか。かつての高松城は瀬戸内海に面した水城として特徴的な構造をしており、海水の通った外濠には「鯛」が生息しているようです。残念ながらこの日はお目にかかることはできませんでした。

 

頃合いを見て仏生山へ

高松築港駅の通勤通学ラッシュを横目に私は玉藻公園を逍遥していましたが、時間を見て私は琴電に乗車し琴平線仏生山駅を目指しました。

 

駅から歩いて10分ほど歩いたところにある「仏生山温泉」に向かい、平日11時の風呂開きと同時に入浴しました。こちらはモダンなデザインでゆとりのある空間を大いに活用した休憩室もあり、また露天風呂も自然と融合した温もりのある雰囲気でとてもリラックスすることができました。しかし痛恨の写真撮り忘れ。。。まったりし過ぎちゃいましたね。バスタオルは持っていたのでフェイスタオルを購入し(150円だったと思います)温泉を堪能してきました。

busshozan.com

温泉を後にした私は、香川のソウルフードでもあり、また自身の大好物でもあるうどんを食しました。お肉が乗ったぶっかけうどん(冷)だったのですが、これも痛恨の写真撮り忘れ。。食べることに集中し過ぎてしまった。

 

栗林公園のリピーターと化したぼっち大学生

食事を済ませた後は、昨年の訪問の際にも立ち寄った庭園栗林公園に今年もお邪魔しました。こちらの庭園、本当に大好きです。

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広大な敷地をフルに活用し、様々な顔を持つ栗林公園。皆さんも香川に、四国に訪れた際はぜひご覧になってください。

 

マリンライナーに乗る前に、もう一度サンポートへ

岡山に戻る前にまだ時間があったので、私はこの日の朝見ることの出来なかったサンポートのシンボルである赤灯台を一目見ようと、再び港へ向かいました。実はこの日は雨の予報だったのですが、早朝に霧に覆われて以降、栗林公園で通り雨に降られた以外は天気には恵まれており、夕方には雲も切れて晴れ間がのぞいてきました。これは期待できる…!

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やったぜ。

朝は霧により見ることの叶わなかった灯台、夕方にその姿を拝むことができました。左手に見えるのは女木島でしょうか。

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灯台のふもとに辿り着くまで結構歩きました。地元の方が何名かジョギングされていましたね。素晴らしいランニングコースだと思います。(自分も毎日ここで走りたい)

 

目標を達成した私は、マリンライナーに乗って本州(岡山)へ戻りました。列車の中ではウトウトしてましたね(笑)

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駅前のイルミネーションが綺麗でした…!!

 

寝台を楽しみ、高松(と岡山)も楽しむことができた旅行でした。恐らく今回の旅行が年内最後の遠出になるかと思いますが、素晴らしい一年の締め括りになりました。お世話になった皆さまにお礼申し上げます。