大学ぼっちでもソロ充がしたい

大学ぼっちは選択科目の一つだと思います。自身の大学ぼっち生活で得た経験をもとに、大学ぼっち流の”処世術”をお伝えしていきます。

浪人生に対して思うこと

周囲にも浪人した友人が多くいました。

私自身は浪人生活を経験していませんが、高校の同級生など、身の回りには浪人を経て大学に入った人が何人もいます。

 

世間では、浪人生に対して「辛そう」といったイメージを持たれることが多く、中にはひねくれた解釈をする人もいて、当の浪人生自身も、時には良心の呵責に悩まされることがあるかもしれません。

 

そんな浪人生に対して、私が抱く思いはただ一つ、「尊敬」の念です。皮肉めいたことを申し上げるつもりは一切ございません。率直な意見です。

 

というのも、大学受験で最初から(現役時に)思い通りの結果を残せる人は一握りで、多くの人たちは志望校のランクを下げたり、滑り止めに入学するのがほとんどです。また、大学受験に見切りをつけて別の進路に歩まれる方もいらっしゃるでしょう。世間一般では、これが自然の流れだと思います。

 

この流れに反し、もう一年勉強してより高いレベルの大学を目指す、というのは素晴らしいことだと思います。実際、私自身も「国立に行きたかった」という思いは今でもたまに湧きますし、恐らく多くの学生さんが、第一志望校に合格した人でさえも「もっと上のレベルに行きたかった」とか「○○大学に行きたかった」という思いを大学入学後に一瞬でも抱くかと思います。

 

浪人生はそういった思いを「抱く」だけでなく、実際に行動に起こしているのです。私からしたら尊敬以外の感情が思い浮かびません。

 

浪人にも種類があります

また、ひとくちに浪人といえど、予備校に通う「一般的な」浪人生、大学に在籍しながら他の大学を目指す「仮面浪人生」、その双方にも通わず図書館や自宅で勉強する「宅浪生」、一度社会に出たあと再度大学入学を志す「社会人再受験生」など形態は様々です。中には、多額の費用を費やすこともあり、それに対して否定的な感情を持たれる方もいらっしゃるでしょうが、当の浪人生が親御さんと相談し(仮面浪人生は例外もあるかもしれませんね)浪人の了承を得てるわけですから、外野が何か言う必要はないんじゃないかと思います。

 

浪人を志しながら、それを許されなかった(私もそうでした)方もいらっしゃるでしょう。そればかりはどうしようもできませんが、自分で資金を稼いで自立したうえで、将来的に大学を再受験する、というのもありなんじゃないでしょうか。

 

素直に凄いという気持ち

いずれにせよ、現役時にセンター試験に失敗し、国立大学を諦めた私からすれば、浪人を決意するということは並の精神ではできないと思います。仮に私自身が浪人を許されたとしても、センター試験がトラウマ化していたので再受験していたかは疑問が残ります。「浪人制度は廃止した方がいい」や「仮面浪人って選択はあり得ないって」なんて地上波やメディアで語っちゃってる人たちもいますが、無視しちゃいましょう。

 

浪人を経験していない甘ちゃんが熱く語って申し訳ありませんでした。